四国社会資本アーカイブス

当サイトは四国で暮らす人々の生活を支える社会資本に関する情報を編纂したものです。

利用者の皆様にお伝えしたいこと

 四国社会資本アーカイブスは、四国の社会資本整備に関する記録を保存、継承し、四国の社会資本整備に対する人々の理解と共感を高めることを目指すものです。このため、アーカイブスを利用する皆様には、以下の3つのことをお伝えしたいと考えています。

 

1)四国各地では時代ごとにさまざまな社会資本整備が行われてきたこと

 四国各地では時代ごとに河川、道路、鉄道、港湾、電力などさまざまな分野で社会資本整備が行われてきました。私たちが生活している基盤は、先人が長年にわたって努力、工夫して築いてきてくれた土台の上に成り立っています。このため、四国の社会資本整備について、できるだけ資料を収集し、記録を網羅的に整理し、構造物や石碑等の位置情報や写真も提供し、四国社会資本アーカイブスを見ればおおよそ四国で行われてきた主要な社会資本整備の歴史が分かるようにします。

 

2)四国の社会資本整備には多くの人々がそれぞれの思いを持って関わってきたこと

 決して土木史や人名辞典に出てくる著名人だけが社会資本整備を行ってきたのではありません。二度と同じ災害が起こらないように、暮らしが少しでも良くなるようにと願い、事業主体や関係する人々が社会資本整備を進め、地域の人々は社会資本整備の推進を支援、協力するなど、多くの人々がそれぞれの立場で社会資本整備の推進に関わりを持ってきました。収集した資料をていねいに読み取り、著名な人だけでなく、世にあまり知られていない地域の先人たち、あるいは個人名が特定されない人々がどのような思いで社会資本整備に関わってきたのかを整理することにより、アーカイブスを利用する皆様にとって社会資本整備が身近なものであることを感じていただけるようにします。

 

3)四国の社会資本整備が歴史的なプロセスを経て四国の地域づくりに貢献してきたこと

 公共投資と地域の発展との関わりについて、どれだけの投資でどれほどの効果が得られたかが数値だけで表現されることがありますが、実際には、公共投資により整備される社会資本が長期間にわたって経済・産業活動の生産性の向上や住民生活の向上を継続的にもたらし、そのストック効果を地域の人々が有効に活用して地域の発展につなげるというプロセスがあります。こうしたプロセスを歴史的に考察することなしに数式や数値だけで事業効果を表現することは、社会資本整備とそれを活かして地域の発展につなげようとしてきた人々の努力や工夫を無視することになりかねません。このため、四国社会資本アーカイブスでは、収集した資料をもとに年表、変遷図、主要事業データベース、社会資本物語などを作成することを通じて、四国の社会資本整備が四国の発展に貢献してきた歴史的なプロセスを表現します。